TG/DTAとは

試料の熱分解、脱水などの重量変化、耐熱性や被覆量の評価、反応速度の分析に利用できる装置です。 熱電対を設置しDTA信号(温度差)も同時に出力可能です。 本研究室では、窒素通気下(熱分解)と、空気通気下(酸化分解)での測定が可能です。

TG/DTA6200(SII)

簡易手順書TG_DTA_DSC_files/TG%3ADTA_1.pdf

DSCとは

転移温度、転移熱量、熱容量、反応温度などを測定できる装置です。本研究室では、窒素通気下で測定を行っており、分解温度以上の測定は通常行っておりません。分解温度を知りたい場合は、TG/DTAのご利用をご検討ください。

DSC6100(SII)

簡易手順書TG_DTA_DSC_files/DSC_1.pdf

共用化促進装置

作動方法

最大試料量

200 mg

昇温速度

0.01〜200℃/min

ガスフロー

TG感度

0.2 μg

N2 or Air 最大200 ml/min

DTA感度

0.06 μV

測定温度

室温〜1100℃

使用セル

Ptセル(600℃以上の測定)、Alセル

水平差動天秤方式

※その他のセルを使用されたい方は事前にご連絡をお願い致します。

装置仕様

測定方式

測定温度

液体窒素冷却機:-150℃〜500℃

電気冷却機:-75℃〜210℃

最大試料量

100 μL(オープン), 70μL(密封)

昇温速度

0.01~20℃/min

ガスフロー

窒素70ml/min

使用セル

Agセル(溶液)、Alセル(固体)

熱流束型方式

装置仕様

DSC感度

0.2μW

※その他のセルを使用されたい方は事前にご連絡をお願い致します。