目的

日本人が3年連続でノーベル化学賞を受賞するなど,日本の科学技術は国際的にも高い水準を示している。その最先端の技術や施設を見学し,貴重な実験,実習を体験できることは,生徒の学習意欲の向上と共に,将来の科学技術者として意識の高揚を図る。

対象生徒 熊本県立第二高等学校 理数科2年(男子34名,女子9名)

1)出前講義

場所  第二高校セミナーハウス

実施日 平成15年12月17日(水)

1限目「機能性有機分子の特性と分子設計」

   講師:澤田 剛(熊本大学工学部物質生命科学科・講師)       

2限目「生体内におけるDNAの機能」

   講師:森村 茂(熊本大学工学部物質生命科学科・助教授)       

3限目「21世紀における大規模水飢饉対策としてのキレート繊維」

   講師:城 昭典(熊本大学工学部物質生命科学科・教授)        

2)工学研修

研修場所 熊本大学工学部物質生命化学科

実施日  平成15年12月20日(土)9:30〜16:15

9:30〜10:00  大学紹介

10:00〜11:00 模擬講義

 「酸性雨の原因物質−窒素酸化物−を浄化する」

   講師:町田 正人(熊本大学工学部物質生命科学科・教授)

11:00〜12:00 施設見学 

   冨永昌人(熊本大学工学部物質生命科学科・助手)

13:30〜16:00

  1班 「キレート繊維とキレート樹脂によるPb(II)の吸着除去」

    山部 和則(熊本大学工学部物質生命科学科・助手)       

 

  2班 「制限酵素によるDNAの切断と検出」

    重松 亨(熊本大学工学部物質生命科学科・助手)       

  3班 「酸性雨の原因物質−窒素酸化物−を浄化する」  

    池上 啓太(熊本大学工学部物質生命科学科・助手)       

  4班 「機能性有機分子の合成」

    澤田 剛(熊本大学工学部物質生命科学科・講師)