第41回ケモインフォマティクス討論会

期間: 2018年10月26日(金)〜27日(土)

会場: 熊本市民会館

 以下の要領で「ケモインフォマティクス討論会」を熊本にて開催させていただきます。

 今回の討論会では、「創薬研究のためのケモインフォマティクス」と「物質研究のためのケモインフォマティクス 」の相互交流と相互刺激を一つの重要テーマとし、ケモインフォマティクスとその応用研究の更なる発展を目指します。

 現在極めて大きな注目を集めている「データサイエンス」を駆使した化学研究(物質科学・工学、医薬品・農薬開発などを含む)に関する討論会ですので、産官学全てのフィールドから、たくさんの方にご発表、ご参加、ご討論いただければ幸いです。

 なお、今年度は口頭発表枠を大幅に増やしております。若い研究者の方、学生の皆さんも奮って口頭発表をお申し込みください。

 

【開催要領】

主   催:  日本化学会 ケモインフォマティクス部会

会   期:  2018年10月26日(金)~27日(土)

行 事 名:  第41回ケモインフォマティクス討論会(旧情報化学討論会)

会   場:  熊本市民会館シアーズホーム夢ホール

       (〒860-0805 熊本県熊本市中央区桜町1番3号)

ア ク セ ス:  こちら をご参照ください。

連 絡 先:   第41回ケモインフォマティクス討論会・実行委員会

実行委員長: 杉本 学(熊本大学大学院先端科学研究部)

電子メール: cheminfo2018@chem.kumamoto-u.ac.jp

U  R  L : http://www.chem.kumamoto-u.ac.jp/~cheminfo2018/

特別講演、依頼講演

当日の講演一覧

【関連する重要日程】

◇ 発表申込締切      :  8月24日(金) → (延期しました)8月31日(金) → 締め切りました。

◇ 予稿原稿投稿締切:  9月21日(金) → 締め切りました。

◇ 参加登録締切    :  9月21日(金) → 締め切りました。 
                     10/4現在で85名の多数の皆様にご登録いただきました。ありがとうございます。

◇ 予稿集公開日      : 10月 1日(月)ごろ

◇ プログラム公開日:  8月27日(月)→ (変更しました)9月 3日(月)ごろ → 公開しました。

*口頭発表申し込みは先着順になりますので、早めにお申し込みください。詳細は こちら をご覧ください。

 

【討論主題】

(1) ケモインフォマティクス(実験系, 理論系を含む)

(2) マテリアルズインフォマティクス(実験系, 理論系を含む)

(3) バイオインフォマティクス(実験系, 理論系を含む)

(4) 計算機化学(計算機およびIT機器を利用した化学関連の研究)

(5) 計算化学

(6) 理論化学

(7) 関連する化学教育・学習システム

* 理学・工学を問いません。

 

【特別講演】

(その1)

京都大学・大学院医学研究科

教 授   萩原 正敏  博士

演題 「遺伝病治療に向けて低分子化合物でpre-mRNAスプライシングを操作する」

“How to manipulate pre-mRNA splicing to cure genetic disease with small chemicals”

 

(その2)
産業技術総合研究所・機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター

センター長   浅井 美博  博士

演題 「計算シミュレーションとデータ科学を活用する材料・反応設計」

“Data science and computer simulation driven design of materials and chemical reactions”

 

【依頼講演】

(若手の会との連携セッション)

富士フィルム株式会社 R&D統括本部 解析技術センター

研究員    大平 詩野  博士

演題 「アミノ酸との相互作用マッピング(AAM)記述子に基づいたヒット/リード化合物の骨格改変法の開発」

"A newly developed method based on AI-oriented amino acid interaction mapping (AI-AAM) for efficient virtual scaffold hopping  "

 

国立研究開発法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門

主任研究員   竹下 潤一   博士

演題 「インビボ毒性試験データベースを用いたラット反復投与毒性のインシリコ予測」

"In silico prediction of repeated-dose toxicity of rats using an in vivo toxicity database"

 

旭化成ファーマ株式会社

主幹研究員   芹沢 貴之  氏

演題 「旭化成ファーマにおけるAI/機械学習の創薬研究への活用」

“Asahi Kasei Pharma's applications of AI/machine learning for drug discovery”

 

京都大学・大学院医学研究科

講 師   J. B. Brown  博士

演題 「能動的学習による化合物モデリング、および、導かれた機械学習の真実」

"Modeling chemistry with active learning, and what active learning teaches us about the reality of machine learning"

 

東京大学・大学院工学系研究科

准教授   小寺 正明  博士

演題 「天然物生合成と環境物質代謝のケモインフォマティクス」

"Cheminformatics for natural product biosynthesis and biodegradation of environmental pollutants"

 

日本化学会ケモインフォマティクス部会

幹 事   三戸 邦郎  博士

(元・三井化学(株)・理事/(株)三井化学分析センター・社長)

演題 「計算化学とともに四半世紀 ~次代を担う若人へのメッセージ~」

"A quarter-century we were involved in Computational Chemistry  ~ A Message to the Next Generation Youth ~"

 

(チュートリアル講演)

(株)豊田中央研究所  旭特任研究グループ

グループ長  旭 良司  博士

「機械学習ポテンシャルを用いた大規模計算手法:触媒およびイオン伝導体への活用」

"Practical Modelling with DFT Accuracy Using Machine-Learning in Application to Catalytic Activity and Ionic Diffusion"

 

日本ヒューレット・パッカード株式会社

ITスペシャリスト  白井 泰博  氏

演題 「計算科学やインフォマティクス研究を加速する計算機の現状と今後の動向」

"Latest computer hardware technology for computational science and informatics"

 

 

【発表形式】

口頭(講演25 分または15 分, 討論5 分を含む) または ポスター

* 講演要旨提出については こちら をご参照ください。

 

【懇親会】

日時:  10月26日(金) 18:30

会場:  熊本市民会館 勧業館食堂

会費:  [一般]予約4,000 円, 当日 6,000 円

     [学生]予約3,000 円, 当日 4,000 円

     ※ 準備の都合上,できるだけ事前予約をお願いいたします。

     ※ 多数の皆様にご参加いただけるよう、懇親会費を安めに設定しております。できましたら若手のために、
       懇親会への追加のご寄付をお願いいたします。(食事内容の充実に活用させていただきます。)

      (ご寄付いただける場合は、参加登録費振込書の通信欄にその旨ご記入ください。)

 

【寄付のお願い】

本討論会で発表される研究は、実社会にとっても大変役に立つものばかりとなっております。皆様におかれましては、参加研究者(特に若手研究者)支援のために、個人・団体を問わず金銭的なご寄付をいただければ幸いです。(金額の上限下限の設定はありません。)ご希望の方は、実行委員会まで直接ご連絡ください。ご寄付は当日の受付でもお受けいたします。

 

【講演要旨集への広告掲載、ブース展示などについて】

 講演要旨集への広告掲載、および学会期間中のブース展示、ランチョンセミナー実施のご希望がありましたら、実行委員会まで直接ご連絡ください。なお、費用は以下の通りです。本討論会は営利目的ではありませんので、ご負担いただいく費用は、本討論会の開催・運営のために全て利用させていただきます。

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

広告料: A4サイズ0.5ページ 2万円。(最大2ページ。原稿はpdf形式でいただいたものをそのまま掲載します。)

ブース展示: 1日5万円。ご担当の方2名様までの参加登録費、懇親会費は免除させていただきます。研究に関する口頭発表orポスター発表1件も無料で実施していただけます。要旨集への広告掲載につきましては、pdf形式でA4サイズ0.5ページ分までは無料とさせていただきます。(申し込み件数:最大4社程度)

ランチョンセミナー: 実施費用1万円、および参加者に配布するお弁当代(お茶込み)をご負担ください。なお、配布するお弁当の数は、配布方法は自由に設定してください。時間は最大で30分で一日あたり1件のみ(合計で2件)受付けます。

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

【参加登録費・懇親会費のお支払いについて】

(1) 次の口座にお振込ください。

   支払方法:郵便振替のみ。

   振替口座番号: 00170-0-6058、公益社団法人 日本化学会

   記入事項: 所定の記入事項のほか、「第41回ケモインフォマティクス討論会」と明記し、

   ※ 受付番号、参加者氏名、合算の場合は内訳金額(例:5000+4000=9000円)をお書き加えください。
    (恐縮ですが、手数料はご負担願います。)

(2) 参加登録費・懇親会費はまとめてお支払いください。

(3) 費用振込み後、参加取り消しによる返金には応じられません。

(4) 複数の方の分をまとめてお支払いの際は、全員の参加登録をお済ませの上、全員のお名前を必ずご記入ください。

 

【第8回ケモインフォマティクス若手の会】

ケモインフォマティクス討論会の前日 10月25 日(木) に 熊本市民会館 にて開催されます。詳細については若手の会HPにてご確認下さい。