栗原研究室では、 『光機能性有機材料』 の開発を中心に行なっています。
光によって分子構造が変化する『フォトクロミック』分子を用いて、光応答性を付与します。
フォトクロミック分子のアゾベンゼンは紫外光と可視光により構造が変化し、
この構造変化に伴う様々な特性変化を利用します。
光で光を操る『フォトチューナブル材料』
- フォトニック結晶のフォトニックバンドギャップの光制御
- PSRを利用した書き換えホログラム
- ナノ微粒子ハイブリッドによる屈折率変調
光で操作する『フォトメカニクス材料』
- 液晶相構造変化を利用したマイクロ光マニピュレーション
- 光応答性高分子により構造制御した高分子ゲルアクチュエーター
- 光で動くフォトクロミック多層膜
- GOのアップコンバージョン発光によるアゾベンゼンの光異性化の評価
…などの様々な機能性材料の研究を行なっています。
モルフォ蝶の羽の構造色
光を用いた多層膜の反射のオンオフスイッチング