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町田研究室・大山順也准教授の研究が論文掲載されました!

~大山准教授による本研究の説明~

 化学・生命分野の材料の研究開発においてもAI技術が利用されてきています。今回発表の論文では、メタンからエタンやエチレンへ変換するOCM (oxidative coupling of methane)という反応について、従来より飛躍的に速いスピードで反応データを収集し、そのデータをAI技術である機械学習などを用いて解析しました。これによりOCM反応の効率を向上させることができました。

本成果は、2019年12月25日0時(米国東部標準時間)にACS Publications発行「ACS Catalysis」のオンライン版に掲載されました。なお、本研究は、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業CREST研究領域「多様な天然炭素資源の活用に資する革新的触媒と創出技術」(研究総括:上田渉)における「実験・計算・データ科学の統合によるメタン変換触媒の探索・発見と反応機構の解明・制御」(研究代表:髙橋啓介)の支援を受けて行われました。

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acscatal.9b04293